僕が観に行ったのは今最も勢いがあると言われている
闘龍門という団体。


どういう団体かと簡単に説明するとマグナムTOKYOというレスラーが


ウルティモドラゴンという世界で活躍しているレスラーに弟子入りした事がきっかけで出来た団体です。


メキシコでルチャドール(空中さ技を多用するレスラー)を育てデビューさせ、


日本に逆上陸させて闘龍門JAPANとして日本全国で興行しています。


まだ出来て4年しか経っていない団体ですがその勢いは凄まじく、人気も若い層の人を中心にうなぎ登り。


また、年間消化試合数も日本のどのプロレス団体よりも多く、


まさに名実ともにトップクラスのプロレス団体となったと言えるでしょう。


まあ、そんな感じな団体のプロレスを観に行ったわけですわ。半ば強引に友人を連れて。


試合会場に到着し開場を待っているとズラズラと人が集まってきました。


印象に残ったのが観戦に来た人達のかなりの割合が女性のファンだということ。


実は闘龍門のレスラーはいわゆるイケメンが数多くいまして女性に人気があるのもうなずけるわけですわ。ケッ!

そんなわけで夕方6時ごろに開場し中に入り、とりあえず売店でパンフを購入。


なんと二千円もしましたがパンフってやっぱそん位するんですかねえ。


んで、いざリングのある会場へ!


僕たちは自由席だったのでかなり後ろのほうで見るんだろうなと思っていたら


なんのなんの一番後ろでも十分見れるじゃありませんか。


とりあえず選手が入場してきそうな所から一番近い席に座り、試合開始を待ちます。


それにしても異常に会場の熱気が凄い。まだ入ってから10分もしてないのに汗だくですよ。


シャツ絞ったら濡らした雑巾の如くジャーって出てくるんじゃないのかってくらいの勢いで汗かいてました。


よっぽど団扇を買おうかと思いましたがさっきのパンフで手痛い出費をしてしまったのでここは我慢我慢。


そんなこんなでようやく試合が始まりましたー。


ココから先は聞いた事もないような選手の名前や技名が出てきますがいちいち説明はしませんのであしからず。




第一試合はセカンド土井、ドラゴン・キッド VS K−ness(クネス)、横須賀享


ほほう、初戦からいきなりドラゴン・キッドにK−ness(両方とも覆面レスラー)ですか。


初っ端から闘龍門のトップ選手を持ってくるところが新日本とかそこいらのプロレス団体とは違います。


最初っから盛り上げてくれます。そうこなくっちゃ。


試合は序盤から激しい攻防、いきなりドラゴン・キッドが横須賀にウルトラ・ウラカンラナ!


短期決着かと思いきやカウント2で返す。


その後もキッドが生粋のルチャドールらしく空中殺法の連発。


リング外への乱闘もあり、会場のテンションはヒートアップ。


そしてついにキッドの必殺技、テレビで見て「こいつはスゲエ!」とドぎぼう抜いた「デジャヴ」炸裂!


あ、「デジャヴ」っていう技は相手に飛びつきその勢いで相手の身体を2回転してからヘッドシザースで投げ飛ばすと言う豪快な技。


(説明はしないと言っておいてさりげなく説明するところに僕の優しさが垣間見れますね。惚れろ。)


結局試合は横須賀がセカンド土井に「横須賀カッター」をブチかまして3カウント。


やー、初戦から盛り上がった盛り上がった。


一緒に連れてきた友達なんか異常に興奮してたよ。まるで発情のように。




第2試合はストーカー市川 VS SUWA


これまた強烈な試合ですわよ。


ストーカー市川は名前からもなんとなく察しが付くでしょうが闘龍門におけるお笑いキャラで一種のやられ役的なレスラーです。


でもその強烈な個性でファンの間で根強い人気を誇るマスコット的存在。


対するSUWAは闘龍門の中のグループの一つ、「C−MAX(クレイジー・マックス)」のメンバーの一人。


「平成のタイガージェットシン」との異名を持ち、切れると何をしでかすか分からない危険なレスラー。


はっきり言ってストーカー市川がSUWAに勝てるはずがない。


結果は分かってるけど市川がどんなことをしでかすのか楽しみでしょうがない。


さあ、ストーカー市川の入場だー。


なんとピンクのレオタード姿で入場!すげー醜い。汚い!


んで、対戦相手のSUWAが入場する前にストーカー市川によるマイクアピール。


「どうも、小倉の皆さん。闘龍門のエース、ストーカー市川です。」


と、いきなりの闘龍門エース宣言。


そしてSUWAをコテンパンにすると高らかにアッピール。うん絶対無理だ。


無事にマイクアピールも終わりいよいよSUWAの入場。


さすがは闘龍門人気ナンバー1のユニット「C−MAX」のSUWA、観客の声援がすげえなあ。


そんで、今度はSUWAによるマイク。


「汚ねえなあその格好。お前ちょっと後ろ向いてみろ。うわ、汚ねえ!」


と市川を嬲る嬲る。


「おい市川!お前入籍したみてえじゃねえか。拍手!」


と言うと観客からは惜しみない祝福の拍手や「おめでとう」の声援が。


その後も色々とSUWAが市川を散々言葉攻めにし、会場から笑いが飛び交います。


そして終始和やかな雰囲気の中ようやく試合開始のゴング。


まあSUWAの楽勝だろと思いきや意外や意外市川が奮闘。


場外へのプランチャーに必殺のカンチョウ攻撃。


SUWAをある程度追い詰めますがやはり相手が悪かった。


だんだん形勢が逆転してきてSUWAが一方的に市川に攻撃。


ていうかこれはもはや弱い者イジメだな。試合とかもうそんなんじゃない。


市川をコーナーに追い詰めて薄っぺらい胸板に逆水平チョップとグーパンチ。


「バチィッ!」とか「ドフッ!」とかいう嫌な音がなり響いてます。すげー痛そうだ。ていうか死にそうだ市川。


しかしこのままでは終われないストーカー市川。なんとか反撃し、SUWAの動きを止めます。


そんでSUWAをコーナー最上段に持ち上げようとしますが全然持ち上がらないのなんのって。


いかんせん市川は見るも無残なもやしっ子。体重も42キロぐらいときたもんだ。


これでは持ち上がるはずがない。終いにゃ「誰か手伝え!」と叫びだす始末。


どうしようも出来ない市川はある策に出る。


レフェリーを金でつって手伝わせようと千円札を差し出します。


レフェリーはその程度で俺の心が動くと思うかー!と言わんばかりに断固拒否。


ならばと市川次は諭吉さんを取り出したじゃありませんか。ストーカー大奮発!


これには流石のレフェリーも快諾。


見事レフェリーを金でつった市川は2人してSUWAをなんとかコーナ最上段へ持ち上げました。


何をするのかと思いきや、なんとマグナムTOKYOの得意技、


「腰振りフランケンシュタイナー」をやってるではありませんか。


相手の顔の前で腰を振ってますよ市川がピンクのレオタード姿で。すげーやられたくねー。


そしてフランケンシュタイナー炸裂!


と思いきや投げ切れません。宙ぶらりんになってます。いくら反動をつけてもSUWAはピクリとも動きません。


やがて今度は市川の方が動かなくなりました。


結局レフェリーストップでSUWAの勝利。


「説明によると市川の頭に血が上ったため危険と判断し試合を止めた」とのこと。


なんともストーカー市川らしい結末。爆笑でした。


試合終了後市川は練習生に担がれて退場していきました。


その姿はまさに「敗者」そのもの。その後ろ姿には哀愁さえ漂っていました・・・。お疲れでしたー。




んで、次の第3試合も前の試合と負けも劣らずの熱戦で初戦から上がったテンションは下がりません。


そして第4試合でいよいよNWA世界ウェルター級王者が登場しますよー。


って知ってる人はほとんどいねえだろうがね・・・。




後半へ続く(キートン山田風に)


やべえ、長くなりすぎた。いい加減眠くなってきたので続きは今夜。


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送